中学生の勉強方法の基礎 =自学編=

1.目標を決める

「自学で目標?」と思われるかもしれませんが、目標や目的のない自学は、「ただやっただけ」の勉強になってしまいます。

・何のために

・何を学んで

・どうなりたいのか

自学ノートの一番最初に1~2行で、今から始める自学の目的・目標を書き出します。

2.使う教材は…

「自学で何をやったらいいのか分からない」という生徒が多いのですが、自学の基本は、『教科書』『学校ワーク』です。特に『学校ワーク』の解き直しは重要です。

学校ワークが出来ないのに他の教材を使う必要はありません。

学校ワークは何度も解きなおして「出来る」ようにすることを意識して自学を進めてください。

3.英語の自学

英語の自学は『教科書』の書き写しがおすすめです。

教科書の本文を『読める』『意味が分かる』『書ける』ようにしていきます。

英語が苦手な人は、まず『読める』『意味が分かる』ようにします。

教科書の書き写しは、単語と本文を『3~5回読んで1回書く』くらいのペースで試してみてください。

もちろん、英語の『学校ワーク』も何度か解き直して理解を深めることも大切です。

 

英語は、単元に分かれていますが、以前の単元で習った文法や単語が分からないと、どんどん『分からない』が積み重なってしまう教科です。

今の単元を勉強していても『分からない』と思ったら、思い切って分かる単元まで遡ることも必要かもしれません。

 

一度『分からない』状態になると、抜け出すのが一番厄介な教科ですので、1年生の時から、自学では毎日勉強することをおすすめします。

数学の自学

勉強をする上で大切なこと

勉強を進める上で、大切な考え方があります。

それは・・・『脳は忘れるようにできている』という考え方で勉強をすること。

そして、『脳は大切なことと大切ではないことを区別できない』という意識です。

 

『なんで大切なことだって思ってたのに忘れちゃったんだろう?』と思ったことはありませんか?

大切だと思っていたことは忘れてしまうのに「やめられない♪とまらない~♪・・・」の後に続くフレーズはすぐに出てきたりしませんか?

 

このことからも分かるように『脳は大切なことだから覚えておこう』とか『いらない情報だから削除しよう』という働きはしないんです。

 

(準備中)